エアコン 寿命

> クリーニングか買い替えか-エアコンの寿命は何年?

1.エアコンの寿命はどのぐらい?

エアコンを使っているとふと気になるのが、その寿命ではないでしょうか。
どこどこのメーカーは、寿命が長いとか、短いとか、そんな話を聞いたことがあるという人もいるのでは?
では、一体エアコンの寿命はどれくらいなのでしょうか?
たとえば、他の電化製品で考えると、冷蔵庫や電子レンジなどの使用頻度やメンテナンスは、どの家庭でもさほど差がありません。
ただし、エアコンの場合には使用頻度が家庭それぞれでかなり違ってくる場合があります。
また、定期的に掃除やメンテナンスを行っている家庭もあれば、そうでない家庭もあります。
そういった条件により、エアコンの寿命は決まってきます。

 

1-1.確認してみよう!標準的な寿命は10年弱

エアコンの標準的な寿命は10年ほどと言われています。
ただし、これは使用頻度やメンテナンスをどれくらい行って丁寧に使用しているかにもよります。
早ければ5年で壊れてしまう場合もありますし、大事に使用すれば10年以上使える場合もあります。
これは家庭用のエアコンに言えることで、業務用のエアコンの場合は使用頻度が多いことが計算され耐久性が高く作られていますので、標準的な寿命は15年と言われています。
ただし、この場合も一概に言えず、使い方やメンテナンスの頻度によって数年で壊れる場合も20年近く使用できる場合もあるようです。

2.エアコンの修理によって回復する事例

エアコンの冷房がまったく効かない、風量が少ない、壊れてしまったのかもしれない、という場合には、買い替える前に一度専門の業者に見てもらいましょう。
実は、修理することで直る場合があるのです。
購入して数年のエアコンの場合なら、新しいエアコンを購入するよりも、部品交換やガスのチャージを行う方が圧倒的に安く済みます。
しばらくエアコンのメンテナンスを行っていない場合や、引っ越しでエアコンを取り外して移動させた場合などは特に、修理で回復する可能性が高いです。
では、修理で回復する場合の具体的な事例をご紹介いたします。

 

2-1.冷媒ガスを送る配管やホースが劣化した場合

エアコンが室温を下げるのに大事な働きをする、冷媒ガス。
これが経年劣化によって配管やホースが傷み漏れ出ている場合には、冷房が効きづらくなります。
エアコンが冷房運転しているのに、配管パイプの接続部分に水滴がつかない場合や、逆に多量のオイルがついている場合には、ガス漏れの可能性が高いと言われています。
このようなケースでは、ガスの補充と、ガス漏れ箇所の補修をすることで、エアコンが回復することがあります。
ただし、高額修理になる可能性がありますので、修理見積もりと合わせて加入している保証や使用年数など考えて、修理を依頼しましょう。

 

2-2.移動によるエアコンのガス抜けの可能性

エアコンが室内の空気を冷やすためには、冷媒ガスというものが必要になります。
このガスが抜けてしまうと冷房が効きづらくなってしまいます。
基本的には冷媒ガスは抜けるということはありませんが、エアコンを移動させることによって、抜けてしまう場合があります。
たとえば、取り付け時のミスで接続に不備があるとガスが抜けてしまうことがあります。
また、引っ越しなどでエアコンを取り外し移動させた場合に、動かし方が悪くガスが抜けてしまう場合があります。
この場合は、修理の専門家にお願いしてガスをチャージしてもらえばOKです。

 

2-3.室外機にあるコンプレッサーの保証と交換

実はエアコンの性能や寿命に大きくかかわっていると言われているのが、室外機内にあるコンプレッサーです。
コンプレッサーは年々中の金属板が摩耗したり、傷ができてしまったりします。
その摩耗部分から冷媒ガスが漏れてしまい、冷房の効きが悪くなってしまうのです。
コンプレッサーの修理や交換は、かなりの技術が必要で費用も高額になりがちです。
ただし、エアコン購入時に保険に入っていれば、無料で修理や保証を行ってくれることもあります。
保証期間内なら、自分で業者に頼む前に購入した家電量販店やメーカーに問い合わせてみましょう。

 

エアコン 故障 室外機

3.エアコンの寿命を短くしてしまう使い方

経年劣化や、取り付け時の不備、引っ越しなどの移動時のトラブルによる故障は、持ち主がいくら気を付けてもどうしても無理がある部分です。
では、持ち主の使用方法などで、エアコンが故障しやすくなったり、寿命が短くなったりしてしまうことはあるのでしょうか?
エアコンは、使用頻度が多いとその分寿命が縮む傾向があります。
ただし、使用頻度を減らすのにも程度がありますよね。
他には、掃除やメンテナンスをこまめにせずに、エアコンを使用すると、エアコンの寿命を縮めてしまいます。
室内機はもちろんのこと、室外機の内部も定期的にクリーニングをしなければなりません。

 

3-1.汚れたままの状態でのエアコン使用

エアコンの中が汚れた状態で運転を続けると、運転効率が悪くなったり、カビなどによって熱交換器の腐食、排水不良が起こったりする可能性があります。
運転効率が下がるのは、熱交換器が汚れることで冷やしたり、温めたりが効率的に行えなくなるからです。
排水受けには、常にドレン水が溜まっていてカビやスライムが発生しやすく、これが増えると故障を引き起こしてしまいます。
また送風ファンや熱交換器などが目詰まりを起こすと風量が低下するので、さらに効率が悪くなり、室外機のコンプレッサーを余分に回さないといけなくなることで負担をかけ、寿命を縮めてしまいます。

 

3-2.油や汚れ、結露やホコリなどの環境に常にさらされている

エアコンは運転することで、さまざまな汚れやごみ、菌にさらされます。
空気中のホコリやカビ、細菌などはフィルターから侵入しエアコン内のいろいろなところに蓄積します。
冷房や除湿を使用すると、エアコン内に結露が発生し、ホコリなどと結合してカビや細菌が大繁殖してしまうのです。
飲食店などでは、油や小麦粉がエアコン内に大量に蓄積してしまいます。
他にはたばこのヤニや、ペットの毛や、排ガスなどもエアコン内に取り込まれ、徐々に汚れとなって蓄積されていきます。
室外機なら、枯れ葉や昆虫の死骸などの大きなごみも詰まりやすいです。

4.エアコンの寿命を延ばす方法

決して安くはないエアコン。
古いものをあまりにも長く使用するのは、省エネ効率の上ではあまりいいとはいえませんが、平均寿命まではできればトラブルなく使用したいものです。
では、エアコンの寿命を延ばすために、持ち主ができることはあるのでしょうか?
エアコンは、他の家電製品と比較すると、使用頻度で寿命が左右される製品です。
ただし、せっかく買ったのに使わないなってできませんよね。
従って、エアコンをより長く使うには、日々のメンテナンスが非常に重要と言えるのです。

 

4-1.メンテナンスによってのびるエアコンの寿命

エアコンは、室内の空気を吸って、代わりに冷たい空気や温かい空気をだすので、放っておくとホコリや汚れが溜まってしまいます。
ホコリがたまって負担をかけないように、フィルターは2週間に1回は掃除機でお掃除することがすすめられています。
特に冷房・暖房運転を頻繁に行う夏場や冬場は、月に1度はフィルターを取り外して丸洗いするのも効果的です。
また室内機だけでなく、見落としがちな室外機もメンテナンスが必要です。
年に数回はごみやほこりを掃除して、コンプレッサーへの負担を減らすことがおすすめです。
室外機のそばで洗濯機を干している家庭では、思っている以上にホコリが溜まっていることがあるようです。

 

4-2.エアコンクリーニングによる寿命の伸びはどのくらい?

エアコンはとても精密な機械ですので、専門家にお願いして内部のクリーニングをしてもらったり、点検をしてもらったりするのもおすすめです。
きちんとクリーニングやメンテナンスを行っている場合と行っていない場合とでは、寿命が倍くらい違ってくることもあるようです。
エアコンクリーニングは、購入してから3年で1回、その後は2年ごとに行うのがいいとされています。
そのタイミングで一緒にメンテナンスも行ってもらうのが、時間やお金もかからずにいいでしょう。
定期的にクリーニングを行うと寿命が延びるだけでなく、運転効率が上がるので電気代節約にもつながり、良いことばかりです。

5.買い換え?修理?迷った時は

使用しているエアコンの調子が悪い時に考えるのが、修理をするのか買い替えをするのかどちらを選択するべきかということではないでしょうか。
新しいエアコンを購入するにはかなりお金がかかる、でも新しいエアコンの方が省エネ効果が高いだろうし...結局、修理と買い換えどちらがお得なのか判断するのは素人では難しいですよね。
迷った時に判断する基準としてすすめられているのは、そのエアコンが何畳用なのか、つまり購入するにはいくらくらいかかるかということです。
小さい部屋用のエアコンなら購入価格も安いので、修理をするよりも買い替えてしまった方がいいと言われています。

 

5-1.容量の小さなエアコンなら買い換えがお得

たとえば、6畳ほどの寝室などであれば、取り付け費用を含めても4万円から6万円ほどで済みます。
その点、クリーニングや修理をするとなると最低でも1万円はかかりますし、場合によっては4〜5万円かかることも珍しくありません。
エアコン購入時に加入している保証が切れるまで使用していて、不具合が出ているようなら、新しいエアコンを購入するのとさほど金額は変わりませんし、新しいものの方が省エネ効果や性能も高くなっているので買い替えることをおすすめします。
出張費用がそれほど高くないようでしたら、一度業者に見てもらって見積もりを出してもらってから検討してもいいでしょう。

 

5-2.リビング用など大きめのエアコンならエアコンクリーニング

容量の小さいエアコンと比較して、リビングなどに設置されている12畳用などの大きいエアコンの場合は、安いものでも12万円から14万円ほど、さらに大きいエアコンになると、20万円以上する場合もあります。
買い替えるとなると、まとまった費用がかかりますので、少し不具合があるようでしたらエアコンクリーニングや修理を行って、回復させるほうがおすすめです。
ただし、10年以上使用していて、不具合が頻発しているようであれば、修理を行っても違う部分がまた故障するということもありますので、新しいエアコンに買い替える方がいいと言えます。

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